よくあるご質問

転写箔について

Q1
転写箔の金・銀の色数は、どれくらいありますか?
A1

色味が異なるさまざまな種類の箔があります。実物の箔押し見本帳で確認してみて下さい。 詳細はこちら

Q2
転写箔のタイプとは何ですか?
A2

タイプとは「接着剤」のことです。
加工する素材(上質紙やコート紙、またプラスチックなど)により、箔の接着剤(タイプ)をお選びいただく必要があります。紙用タイプの転写箔では、プラスチックに加工することはできません。また、同じ素材(紙など)であっても、細かいデザインや広いベタ面積に加工する際には、箔のタイプを変更することをおすすめします。

Q3
特注色は作れますか?
A3

お好みの色だけではなく、素材に合わせたタイプ(接着剤)をご提案し、オリジナルのカスタム箔もお作りすることができます。お気軽にご相談下さい。

Q4
箔の上に印刷することはできますか?
A4

オーバープリント用(箔上印刷)の専用箔があります。通常タイプの転写箔の上にもインキは印刷できますが、密着力が悪く、強度がありません。

Q5
箔の上に箔を押せますか?
A5

転写箔を重ねて押す際もタイプ(接着剤)選びが大切です。タイプ(接着剤)により、メタリック箔の上にメタリック箔を押すことはできますが、メタリック箔の上に顔料箔を押す際は密着力が悪くなる為、事前に十分テストして下さい。

Q6
墨ベタ黒インキやパール光沢紙に箔を押す際は?
A6

メタリック転写箔は、主にアルミニウムでできている為、黒インキに含まれるカーボンやパールインキに含まれる成分に反応し、時間が経つと腐食することがあります。これらの素材に箔押しを行う際は、箔の下地の印刷を白抜きにするなど工夫が必要です。

Q7
小文字や細かいデザインをうまく箔押ししたいのですが。
A7

箔押用凸版(金型)の素材選びも綺麗に箔押しする為に重要です。硬銅版(Cu)タイプの凸版は、マグネシウム版と比較してエッジが鋭角になる為、細かいデザインにおすすめです。

Q8
ホットスタンピングとコールド転写の手法にはどんな違いがありますか?
A8

ホットスタンピングは従来、専門加工会社(箔押業者)によって印刷とは別のライン(機械設備)で加工されています。一方コールド転写は金属刻印(凸版)を必要とせず、印刷用の刷版をそのまま使用することが出来るのでインライン化が可能となります。

Q9
コールド転写の印刷工程にはどんな方法がありますか?
A9

主にロール・トゥ・ロールのフレキソ印刷機を使った方法(シール・ラベル等)と、枚葉オフセット印刷機を使った方法(ポスター・パッケージ等)があります。

Q10
コールド転写のメリットは何ですか?
A10

ホットスタンピングが難しかった素材にもメタリック加飾が可能です。(透明フィルム etc…)
見当精度が高く、生産スピードが速いです。

Q11
コールド転写によってコストは下がりますか?
A11

現状では専用の箔、UVインキ(接着剤)を含め材料コストは高く一概には言えませんが、ロット(通し枚数)が増えればホットスタンピングに比べてコストは安くなる可能性はあります。

Q12
ホットスタンピングはコールド転写にかわってしまうのですか?
A12

それはありえません。ホットスタンピングにも沢山メリットがあります。
豪華なイメージを与えるエンボス加工などはコールド転写では難しいですし、浮き出し加工など、オペレーターのスキルが必要とされる加飾はコールド転写では不可能です。

Q13
コールド転写は後印刷できますか?
A13

枚葉オフセット印刷機のコールド転写ではほとんど後印刷(オーバープリント)されています。
後印刷することでコールド転写した所に多彩なメタリック色調を施すことができます。

Q14
コールド転写用の箔にはどんな種類がありますか?
A14

一般的な金銀の他、着色もののメタリック、ホログラムなどがあります。
銀箔+後印刷(オーバープリント)で幅広いメタリックの色調を施すことができます。

Q15
コールド転写は印刷機があれば始められますか?
A15

専用の機械を購入するか、現在の機械設備をコールド転写対応にする必要があります。

Q16
印刷物をコールド転写で仕上げてみたいのですが?
A16

最初のステップとして既に始められている業者様に仕事をお願いするのも一つの方法と言えます。コールド転写に関する疑問やご質問などがございましたらご相談下さい。